SMOKE (1995/ウェイン・ワン)

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ポール・オースターという二流の小説家による原作、ウェイン・ワンという二流の映画作家。ということで期待はゼロだったが、ハートフルな良作だった。
ハーヴェイ・カイテルはいい役者だ。顔がいい。男の顔をしている。
この映画から学ぶことは多い。まず、女に大金を渡すときも、カバンなど携帯していては格好が悪い。何かあると勘ぐられる。
シャツと腹の間に大金を忍ばせる。つまり、女との待ち合わせにカバンなぞ持ち歩いている男はダメだということだ。
続編として『ブルー・イン・ザ・フェイス』があり、こちらにはルー・リードジム・ジャームッシュが出演している。この2人も男の中の男だ。